バイアグラの効果と正しい服用方法について

バイアグラの効果と正しい服用方法

勃起不全には下半身の血管や神経に問題がある器質性のものと、心理的なコンプレックスやトラウマなどが原因となる心因性のものがあります。
バイアグラはいずれの場合にも改善効果が期待できるED治療薬で、初めて登場したときには世界中で大ブームを巻き起こしました。
それから既に20年近くが経っていますが、まだまだ多くの愛用者がいて、安定的な人気を誇っています。

バイアグラの主成分はクエン酸シルデナフィルで、5型ホスホジエステラーゼ(PDE5)という酵素の働きを阻害する作用があります。
PDE5は陰茎海綿体から血液を流出させ、勃起を鎮める作用のある酵素です。
シルデナフィルが血液中に取り込まれることで、下腹部の血管が拡張し、海綿体に流れ込む血液が維持されます。
その結果、勃起が持続しEDの症状が改善するというメカニズムです。

中年以降になると勃起力が衰え、性交可能な硬さにならなかったり、途中で萎えてしまったりすることがあります。
このような場合にもバイアグラが有効で、服用すれば長時間の性交が可能になるとされています。
ただしいわゆる媚薬とは違い、性的興奮を盛り上げる効果はないので注意してください。

バイアグラの効果時間

バイアグラ以外の勃起不全の治療法としては、サプリメントから手術までさまざまな手段が考えられますが、即効性や確実性と手軽さが両立している点はバイアグラの大きな特徴です。
バイアグラは性交の1時間ほど前に服用するだけで効き目が現れ、およそ5~6時間ほど持続します。
この間には複数回の射精も可能ですが、必ずしも勃起したままというわけではなく、性的興奮が収まれば勃起も収まるのが普通です。

もちろん効き目には個人差があり、また有効成分の含有量によっても違いが出ることに気をつけてください。
効果がピークに達するのは服用から1時間後で、それから徐々に効果が薄れていきます。
これは血中濃度の低下によるもので、3~4時間後には半分程度の効き目になるのが一般的です。
しかし中には一晩経っても効果が残っているという方もいます。

バイアグラには強壮剤のような効果はないので、飲み続ければ自前の勃起力が回復できるということはなく、性交のたびに服用する必要があります。
長期間服用しても特に健康被害があったという報告は見られませんが、体力が衰えたり生活習慣病にかかったりすると、効果が変化する可能性も考えられます。

バイアグラの種類(国内版と海外版)

国内の医療機関で処方されるバイアグラの錠剤には、シルデナフィルが25mg配合されたものと、50mg配合されたものとがあります。
年齢や体重や体質などを考慮して服用量を決めますが、初めて飲む方は少量から試してみるのが良いかもしれません。
配合量が多いほど効き目が長続きする傾向がある反面、副作用も強くなる恐れがあるためです。

一方、海外版のバイアグラにはシルデナフィル100mgの錠剤もあります。
これは体格の大きい西洋人を基準にしたもので、日本人には少し多すぎるかもしれません。
しかし何度か服用して、日本人向けでは効き目が実感できなかったという方は、試してみるのも良いでしょう。
それ以上多くの量を1度に服用することは、副作用のリスクが大きいので避けてください。

処方された錠剤の分量が多すぎると感じたら、ピルカッターで半分に割って使用するという方法もあります。
25mgの半分でも、十分な効き目を実感している方は少なくありません。
バイアグラは決して安価な薬ではなく、性交のたびに必要となるため、半分ずつ使用することは経済的にもメリットがあります。
ただし使用期限には注意してください。

バイアグラの服用方法と服用時の注意点

バイアグラは水または白湯で、噛まずに服用します。
噛み砕いても効き目が早くなることはありません。

バイアグラは食事の影響を受けやすいのが特徴で、できるだけ空腹時に服用する必要があります。
満腹時に服用すると効き目が薄くなったり、効かなくなったりすることがあるからです。
一般には食後2~3時間程度、脂っこい食事を摂った後は6~7時間以上空けてから服用するべきとされています。
アルコールを一緒に摂取するのも避けたほうが良いでしょう。
飲食を伴うデートをするときには、それなりの配慮が必要かもしれません。

一度服用した後は、24時間以上間を空けることも大切です。
100mgより多くの量を服用しても、効果は大きく変わらないのに、副作用は強くなるというデータがあります。
日本では1日に50mg以下が適正な服用量とされており、くれぐれも飲み過ぎないようにしましょう。

また適正量は人によって異なるため、医師から処方されたバイアグラを、他の人に譲ることは避けてください。
もちろん個人輸入で入手したバイアグラは、他人に売却すると違法行為になります。

バイアグラの個人輸入について

バイアグラは原則として医師の処方が必要な薬ですが、個人輸入代行業者を通じて通販で購入することも可能です。
また既に特許の一部が切れており、日本国内でもジェネリックが販売されています。
先発薬のバイアグラはファイザー社が製造していますが、ジェネリックはファイザー社以外にも国内外の多くの医薬品メーカーが発売しています。

ジェネリックのメリットは何と言っても価格が安いことです。
一部の医療機関でも取り扱っていますが、正規品のジェネリックは先発薬より大幅に安いというわけではありません。
それに比べて通販で購入できるジェネリックは半額以下になる場合もあり、利用している方は少なくありません。
医薬品の個人輸入そのものは、自分で使用する薬だけであれば、まったく合法的に行うことができます。
このようにバイアグラをこちらから買うことが出来ます。

ただし個人輸入で流通しているバイアグラの中には、偽物が多く含まれていることに注意が必要です。
効果がないだけならまだしも、劣悪な環境で製造され、健康被害を及ぼすような偽物も発見されています。
素人が本物と偽物を見分けることは非常に難しいので、代行業者の信用だけが頼りになります。
怪しい業者には関わらないことが大切です。

バイアグラの副作用

バイアグラは血管拡張作用があるため、顔の火照りやめまい・鼻づまりなどの副作用が比較的よく見られます。
また物の色が変わって見えたり、まぶしく見えたりすることもあります。
慣れてくれば気にならなくなる場合もありますが、症状が重いときは服用量を調節する必要があるでしょう。
なかなか解消しないときは、医療機関で検査を受けてください。

バイアグラには血圧を下げる作用もあり、極度の低血圧の方が服用するときは注意が必要です。
また高血圧の治療薬を飲んでいる方も、薬が効きすぎることがあるため、使用が禁忌とされる場合があります。
特にニトログリセリンと一緒に服用することは厳禁です。
そのほか狭心症や心筋梗塞などの心臓病がある方、重い肝障害を持っている方は、医師と十分に相談した上で服用することが大切です。

ほとんど見られない症状ですが、4時間以上勃起が続くと陰茎の組織が損傷を受けて、再び勃起しなくなることがあります。
このような場合はすぐに医師の診察を受けてください。
特に持病がなくても、高齢者などで体が弱っている場合は、医療機関で健康状態を確認してから服用するようにしましょう。
正しく使用すれば、バイアグラは生活の質を大きく向上させることができます。