バイアグラと飲み合わせ注意する薬は?

バイアグラは世界で最も利用者の多いEDの治療薬です。
ED治療薬の世界シェアはおよそ50%とされています。
1998年にアメリカの製薬会社が開発しました。
シルデナフィルという有効成分が含まれており、勃起を抑制するPDE5と呼ばれる酵素の働きを阻害します。
ペニス周辺の血管を拡張して血流を増やすことで勃起を促す働きがあります。

男性の勃起はグアノシン一リン酸が平滑筋を緩め、海綿体に多量の血液が流れ込むことで起こります。
PDE5はグアノシン一リン酸を分解する酵素です。
グアノシン一リン酸とPDE5のバランスによって勃起はコントロールされていますが、PDE5が過剰に存在すると勃起に必要なグアノシン一リン酸を分解してしまいEDとなります。

バイアグラに限らずEDの治療薬はPDE5を阻害する働きがあります。
どの治療薬も空腹時に服用するのが有効という点では共通しています。
特にバイアグラは食事の影響を受けやすく、肉など脂分の多い食事を避ける方が賢明です。
食事をとる必要がある場合には、肉など脂分の多いものではなく消化の良いものを選択します。
食事の量も少なめにする必要があります。

バイアグラには併用が禁止される医薬品もあります。

  • 硝酸剤
  • 不整脈薬
  • 降圧剤
  • 狭心症治療薬

これらは併用が禁止されるので、飲み合わせには注意が必要です。
併用が禁止される医薬品と飲み合わせると、血圧が急激に下降したり心臓に異常が生じる可能性があります。

バイアグラと飲み物の相性は?

バイアグラと相性が良いものと悪いものバイアグラと適量なお酒の飲み合わせには特に問題はありません。
適量なお酒は気分をリラックスさせ性行為を円滑にします。
基本的にバイアグラは水で服用しますが、お酒で服用することもできます。
ただし過度の飲酒は酩酊状態を招き、性行為を困難にするので注意が必要です。
基本的にお酒はバイアグラと相性の良い飲み物です。

グレープフルーツジュースはバイアグラと相性が悪いので避ける必要があります。
バイアグラはペニス周辺の血管を拡張して血流を増やすことでEDを治療します。
グレープフルーツジュースに含まれるフラノクマリン酸は、バイアグラの吸収効率を高めます。
そのため血中濃度が過度に高まり、様々な問題が起こります。
過度に血管が拡張されるとめまいや頭痛、動悸などの症状が強くなる可能性が存在します。

バイアグラは血管を拡張するので、軽度のめまいや頭痛などが起こることがあります。
基本的に症状が重篤になることはありませんが、フラノクマリン酸を摂取すると症状が重くなるので注意が必要です。
フラノクマリン酸は主にグレープフルーツなどの柑橘類に含まれています。
ハッサクやザボンなどにも含まれていますが、柑橘類でもバレンシアオレンジやレモンなどには含まれていません。

バイアグラは性行為を1時間ほど前に水で服用するのが通常です。
食後に服用すると胃などに付着した脂分がシルデナフィルを取り込み、便として排出されます。
食前に服用することが重要ですが、特に脂分の多い食事を取っていた場合には6時間から7時間ほどの間隔を空けて服用します。
お酒と一緒に服用する場合には、適量であれば問題ありません。
併用が禁止される医薬品や、グレープフルーツジュースなどフラノクマリン酸を含む食品には注意する必要があります。